「十三五」高効率セルの効率とコスト目標達成に専念し、太陽光発電固定価格買取時代の到来を加速する、太陽光発電材料・技術国家重点実験室と国家太陽光発電設備工程技術研究センターが共催する『効率が「十三五」目標に達したシリコンセル及び全産業チェーン技術セミナー』が今日(12月1日)、北京で開催されました。業界内における最前線技術の風向計として、晋能科技能源科技有限会社(「JINERGY」と略称する)は招きを応じて会議に参加し、JINERGYの李高非技術総監は『1キロワット時あたりの発電コストが産業化技術の継続的な進歩を促す』をテーマとして講演を発表しました。
我が国の『太陽エネルギー発展「十三五」計画』によると、2020年までに、先端的なシリコン太陽電池セルの産業化転換効率が23%以上に達し、太陽光発電電気料金レベルが2015年より50%以上下がり、電気利用側にて固定価格買取を実現する見込みです。
この有利な政策に導かれて、我が国の太陽光発電産業の発展モデルは日々成長し、最前線技術が耐えずに発展し、様々な応用が持続的に革新されています。特に、ダイヤモンドワイヤ切断、ブラックシリコン、PERC、HTJなど各種新興技術が次々登場することにより、太陽光発電産業は高効率化、大規模化時代への歩みを加速しています。現在から見て、JINERGYの280W多結晶モジュールと305W単結晶PERCモジュールはすべて量産を実現することができて、革新・研究開発したHJT両面発電型モジュール(72枚)の出力は400Wクラスに達して、電池の量産効率は22.5%を上回りました。データによると、太陽光発電モジュールの効率が1%上がるごとに、太陽光発電システムの価格は約7%下がり、現在のところ、市販製品の転化効率は18~21%間にあります。
しかし、業界最前線技術の大規模化応用はまだたくさんの理由に妨げられています。新型高効率電池セルはどのように効率向上とコストダウンを進め続けますか。どのように電池製造における大切な材料と設備などの面から着手し、先端的な材料と設備により、太陽光発電の効率向上とコストダウンをサポートしますか。現在、業界に迫っているこの難題について、李高非氏は、今年に入ってから、次々と現れた技術革新においては、両面発電HJT超高効率モジュール技術が1キロワット時あたりの発電コスト削減を促進する最適なソリューションであると分析しています。
現在のN―PERT、IBCなどの新興技術と比較すると、HJT不均質構造技術は極めて高い電池効率と両面発電性能を備え、技術や工程、手順も比較的簡単で、量産初期段階の後の効率向上余地とコストダウン余地もより大きいです。そのため、不均質構造は将来、太陽光発電技術が25%の高レベル効率へ移行する方法です。
李高非氏は、「不均質構造技術の量産のボトルネック突破を加速し、最前線の高効率技術の発展を全面的に促進するために、不均質構造技術の安定性向上と量産化応用を促進することを目指して、原材料、設備、工程管理などの多方面から着手することを計画しています。それに、JINERGYは高品質な国産設備と緊密に協力して、HJTの量産コストをさらに削減するように努めていくことも計画しています。」と語りました。
今まで、1キロワット時あたりの発電コストはずっと太陽光発電業界の従事者たちの究極目標で、発電所プロジェクトへの投資家にとっても最も重要な経済指標です。業界内の専門家から見て、HJT電池効率の潜在力が多数の新興高効率技術において一番大きくて、高コストの問題も近いうちに解決できます。