先日、四川成都において開催された2019年異質構造と薄膜太陽エネルギー電池フォーラムでは、多くの優位を備えた異質構造(HJT)超高効率な技術は参加者の注目を集めた。太陽光発電産業の先端技術の風向計として、晋能科技は今回のフォーラムにて、会社が革新的に研究開発したHJT電池の平均効率が既に23.79%へと達し、最高効率が24.73%まで達成。更に、両面率が93%という成果を叩き出した。遥かに業界の同種類製品をリードし、我が国通常価格によるグリッド接続の全面的な実現に重要な技術サポートを提供した、と宣布した。
国家政策のリードと推進の元、中国太陽光発電産業は技術革新を速めることでコストダウン・効率向上を実現している。これはプロジェクト信頼性と経済性を絶えることなく高めていくと共に、通常価格によるグリッド接続目標の一日も早く実現することを促進する。異質構造電池は転換効率が高く、製造プロセスが簡単で、薄いシリコンスライスを応用しているもので、温度係数が低い上に光誘起劣化がなく、両面発電が可能。且つ両面率が高い等、優位性のある仕様となっている。これは最も産業化潜在力を有する次世代超高効率電池技術と評価されている。
発展の見通しこそはあるが、国内多くの企業は、異質構造技術の量産についての関連評価或いは中間テスト段階にあり、まだ大規模発展を形成していないのが現状である。亜化コンサルティングの統計によると、2016年から今まで、中国異質構造プロジェクトの企画生産能力総量は22GWであり、投資計画総額が520億元と高く、実際に建設完成の生産能力が22GWとなっている。
他社と比べると、晋能科技は既にHJT技術の研究開発と量産応用の面では先駆者的な立場と言える。当該会社技術総監李高非は「我々はずっとHJTの発展見通しを信じる。その電池構造と工芸について、HJT技術は遥かにその他超高効率な電池技術より優れている。晋能科技の両面HJT超高効率なユニットを例とし、HJTは良質な弱光応答、超低温度係数、超低弦衰等の多くの特徴を有し、加えてダブルガラスパッキング、両面発電が発揮する10%~35%の異なる環境発電量の加算もあり、HJT超高効率なユニットの発電量全体は普通の高効率ユニットより44%向上した」と表した。
実際の量産では、晋能科技も既にHJTの量産良品率を高いレベルに保持している。2019年3月当該企業が公布した生産データによると、晋能科技HJT量産の平均良品率は98.29%と、高い数値へと達している。一方、晋能科技の晋中に位置する実験発電所には、実証データによると、同じ敷地面積では、フラット単軸枠組みを使用することで、HJTユニット発電量は多結晶ユニットより50~70%増益する。
李高非も「更に高い効率と更に高い信頼性は太陽光発電のキロワット時毎のコストダウンをさせ、通常価格によるグリッド接続の実現に向けた重要なルートである。現在、HJT技術は超高効率な技術で量産効率が高く、生産ラインは安定している。よって、品質の信頼性が高い技術の一つである。一年余りの努力を通して、晋能科技はHJTコストダウン・効率向上の面で既に初歩的な成果を収めたが、銀ペースト、設備、シリコンスライス等の面の持続的なコストダウンにつれて、HJT技術を使用する企業は益々と多くなり、我々はHJT技術が太陽光発電の通常価格によるグリッド接続の実現に向けた助力を尽くすことに非常に自信がある」と表した。