5月14日、晋中市に位置する晋能グループの超高効率ヘテロ接合太陽光モジュールに関するプロジェクトが本格に稼働した。山西省の副省長・王一新氏、国務院の参事/中国再生可能エネルギー学会の理事長・石定寰氏、中国太陽光発電協会の秘書長・王勃華氏、中国再生可能エネルギー・太陽光発電専業委員会の主任・趙頴教授、山西省委員会、山西省政府、山西省に直辖する部門、晋中市委員会、晋中市市役所その他の関連部門のリーダー、顧客の代表者は今回の稼働儀式に参加した。当該プロジェクトの稼働は、文水における1.3GWクラスの高効率結晶シリコン太陽電池や関連モジュールを生産拠点に対する投資によって、新しい整備、整備規模の拡大が行われたことに次いで、晋能科技は超高効率太陽電池モジュールの量産をしっかりと促進し、山西におけるハイエンドな太陽光電池の製造分野の空白を埋めることを意味する。
関連情報によって、晋能科技に開発された超高効率ヘテロ接合(HJT)太陽光モジュールについて、転換率23%以上の両面ヘテロ接合型太陽電池が用いられ、弱光対応性に優れ、出力温度係数と減衰力が物凄く低い、優位性が多い。一方、両面発電という特性があるので、各種の応用環境において、発電量が8%~20%下がる。一般的な高効率太陽電池モジュールと比べると、総発電量が44%上がる。現在、HJTモジュールの量産コストは0.7米ドル/ワットとなり、今後3年間、晋能科技は、HJTモジュールの量産コストを0.4米ドル/ワットまで下げる予定であり、それにより、キロワットごとのコストをさらに削減し、発電所プロジェクトの総収益を大幅に向上させる。
晋能グループの取締役会長・王啓瑞氏は「山西の現地政府の大きなサポートに基づき、短い間に当該プロジェクトが稼働することができる。」と、「ここ数年、山西は、現代のグリーンエネルギー体系の構築に取り組んでおり、黒い石炭に基づくグリーン成長を実現させる。それに対し、ハイエンド化や大規模化に基づく太陽光電池の先端的技術のレイアウト、晋能グループの太陽光電池製造に関する「世代ごとの生産、試製、開発」という持続的な成長戦略に基づき、高効率多結晶モジュール、PERCによる単結晶モジュール、超高効率ヘテロ接合太陽光モジュールなど3世代にわたる先端技術のレイアウトを行わせた。
晋能グループの超高効率ヘテロ接合太陽光モジュールに関するプロジェクトが本格に稼働し、山西省のエネルギー構造転換に対し、急成長に関する新しい動力を注ぐ可能性がある。中国における伝統的な石炭資源構造転換の縮図として、ここ数年、晋能グループは、伝統的な産業の革新化、新興産業のハイエンド化を大いに促進し、黒い石炭によるグリーン成長、高炭素資源や低炭素による成長、資源循環型産業の循環的な成長を実現し、現代化を特徴付ける統合型エネルギーグループの成長に取り組んでいる。短い3年間、正しい技術企画、最適化される生産力の配置、高効率的な運営管理により、傘下の知能型太陽光発電メーカー・晋能科技は、世界ランキングトップ5%、技術力やコスト競争力が最も高い製造業者として、太陽光電池や関連モジュールの生産に取り組んでいる。晋能グループにとって、超高効率ヘテロ接合(HJT)太陽光モジュールという新しい量産プロジェクトは重要なマイルストーンであり、それにより、晋能グループはハイエンドな製造に関するレイアウトを加速するとともに、技術革新の強化や高効率的な量産向上を実現させる。