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晋能科技のHJTモジュールによる発電量を44%向上できる

4月18日、SNEC 2017とともに、上海において重要なシンポジウム「世界PV産業サミット」が盛大に開催された。山西における最大手PVモジュールメーカー・晋能科技の総経理・楊立友博士は「キロワットごとのコストにより、技術産業化の持続的な成長を促す」をテーマとしてスピーチを行い、さらに、「グローバルな市場動向」をテーマとし、世界におけるPV産業のリーダー間の対話に参与した。

 

 

楊立友氏は、「現在、世界の太陽光発電産業チェーンについて、まだローエンドの生産能力過剰という問題があり、生産能力の高効率性や超高効率性がいつまでも欠如する。一方、関連産業政策の引締め、土地資源のコストが上がるようになることに対し、高効率製品に対するニーズが高まるようになる。」と語った。

高効率太陽光発電製品に対するニーズを満たすため、最近3年間、晋能科技は多結晶モジュールの効率性を持続的に向上するとともに、生産コストをさらに削減させる。楊立友氏の紹介によって、今年の第1四半期、晋能科技の275W・270Wクラスの製品の産出比はそれぞれ50%となり、第3四半期に280Wクラスのモジュールが量産されると見込む。楊立友氏は「ダイアモンドを素材とする切断線の技術の大規模な利用によって、多結晶モジュールのコストがさらに5%~8%削減される。従って、多結晶モジュール技術はまだ主流である」と強調した。

高効率単結晶モジュールの生産規模が拡大されるとともに、今年、HJT量産技術について、晋能科技もある程度突破を遂げた。紹介によって、HJTモジュールに対し、転換効率23%以上のヘテロ接合型太陽電池が活用され、超低の減衰、超低の出力温度係数、より良い弱光発電性能、両面発電による予定外の発電量があり、優位性が多い。一般的な高効率モジュールと比べると、HJTによる発電量が44%上がる。

楊立友氏は「現在、HJTモジュールの量産コストは0.7米ドル/Wとなり、今後3年間、当社は、HJTモジュールの量産コストを0.4米ドル/Wまで下げる予定である。」と言った。