JINERGYについて

SNEC 2023は、再び光起電力の人気度を新しいレベルまで上げている。新旧の企業が、P型からN型へのターニングポイントに立ち、ここで合流して、新たな勝負と競争を始めている。老舗の光起電力企業である晋能科技によると、山西省にある4GW N型TOPCon電池セル+モジュールの新規生産ラインはいま最終段階までに進められており、間もなく7月に生産を開始する予定である。このN型生産拡大の波の中で、晋能科技は技術蓄積の実力で先頭に立っている。

 

長年のうまずたゆまず努める技術開発の道のりにおいて、晋能科技は光起電力業界の最も輝かしい存在ではないが、中国のエネルギー転換の広い範囲において、晋能科技が代表する物語は、まさに伝統と新エネルギーの融合発展と反復アップグレードする史詩であり、激しい市場競争の下で国有製造企業の運営模範でもある。

 

技術をもって発展する

 

たいへんにぎわっている光起電力産業において、技術の基准は決して褒め言葉ではないが、大量の資本と企業が湧いてき、光起電力産業の競争する基准が下がり続いており、しかし晋能科技の社長である楊立友博士の目から見れば、光起電力産業が技術をもって成り立っており、晋能科技もこの理念を全力を尽くして実践している。

 

周知のように、TOPConとHJTがN型の2大技術ルートであるが、どちらが最終ルートになるかをめぐって議論が続いている。実は、晋能科技は中国の異質結合合電池ヘテロ接合技術の量産をリードしている。2017年5月、晋能科技の生産ラインは国内初の100MWヘテロ接合製品異質結合合技術量産ラインとして、操業を始めた。楊立友博士の指導の下で、晋能科技はずっとヘテロ接合製品異質結合についてのコストダウンを推進する前線に活躍している。晋能科技はヘテロ接合製品異種結合のコストダウンに関する作業は薄片化、導電性銀パルプ、ITOターゲット、テクスチャー構造を作る制毛添加剤などの面にまで踏み込んでおり、将来的にはさらにヘテロ接合製品異質結合の量産コストをPERCと同じレベルにすることを進めていると紹介された。

 

HJT技術開発への投入と量産出荷を同時に進めるのを維持しながら、晋能科技は今年、TOPConの大規模化の生産拡大を先に定めた。楊立友氏の目で見れば、技術は偏執的なものになるべきではなく、すべての技術革新は最終的に科学技術の発展に貢献するが、目下に着眼して、TOPConは産業チェーンの成熟度がより高いので、TOPConの最高の時代とは言え、「製品は最終的に顧客価値の実現するためのものである」。技術的な本質から見ると、HJTの電池セル構造、性能、発電利得は依然として優位勢を持っている。

 

晋能科技にとって、これから1～2年のTOPCon生産能力の着地は重点業務であるとともに、HJTの技術開発と突破にも引き続き投入していく。「開発と量産は二つの段階であり、いつ量産するかは市場チャンスを見なければならないが、コストパフォーマンスが高く、顧客価値の高い製品こそが技術と開発の追求する目標である」と楊立友氏は強調した。

 

技術をもって発展するように、晋能科技は一貫して先進的な光起電力技術をコア競争力として全面的に配置し、TOPCon、HJT、Tandem、XBC技術を同時開発し、先進技術の産業化を推進し続ける。実際応用の悩みを解決することをもとにして、より価値のあるグリーンで低炭素の製品を開発し、優れて信頼できるパーフォーマンスを築くのを製品の開発理念にして、晋能科技のN型フル生態系製品群を構築して、市場の多元化の需要を満たすために、各種の応用シーンのために更にコストパフォーマンスの良い光起電力製品を提供する。

 

将来の技術の変化する方向について、楊立友氏は、HJTのコストダウンの進度を継続的に勧めており、業界はスラリーのコストダウンにも一定の突破があって、銅メッキ方案も徐々に成熟していて、将来のHJTはまた薄片化のコストダウンの方向に絶えずに最適化していく。また、HJT+ペロブスカイト積層電池タンデム形セルは理論効率が33%を突破でき、タンデム形セル積層電池はN型以後の次の難関となっていくと率直に話した。

 

技術とマーケティングによる双方向駆動

 

光起電力という競争の激しい産業環境の中で、省に属す国営企業である晋能科技はマーケティングの開拓を諦めていない。晋能科技は、逆に目下の市場痛点に着眼して、標準製品とカスタマイズ製品の双方向チャネルを構築しています。「現在、海外の顧客は軽量化、ブラックモジュールなどを含むカスタマイズ製品を購入する傾向がある。海上の光起電力プロジェクトに対しても、当社は対応する信頼性の高いモジュールを開発した」と晋能科技海外販売総監督の余詩偉氏がPVmenに対して述べ、「2017年に、晋能科技は海外市場を開拓し始めたが、前期は主に地上プロジェクトであったが、2021年からはディストリビューションチャネルを全面的に展開し始めた。現在、海外出荷の割合は約1/3である」と説明した。

 

一方、余詩偉氏はここ2年間のディストリビューションチャネルの普及において、晋能科技は国有企業の裏書が製品の販売に大いに役立った。「続々と企業が新規参入してきて、価格競争は避けられない。このような激しい市場競争の中で、短期的には低価格で一部のシェアを獲得できるが、長期的に見ると、顧客はどの会社の製品が信頼できるか判断するであろうが、晋能科技は製品品質への高いレベルの要求も長期市場の経営の中で市場顧客の認可と信頼を獲得している。」と率直に話した。

 

現在、晋能科技の海外市場は主に南欧、オーストラリア、南米などの地域に集中しており、そのうち、HJTモジュールは主に南欧、オーストラリア市場に向けて輸出している。「海外市場では、高価なモジュールを受け入れる程度がより高いが、製品の品質保証はより重要である。晋能科技は国有企業として、顧客は当社の製品品質への追求を認めてくれている」と余詩偉氏は加えた。

 

晋能科技は、一貫して質の高い品質製品の供給、質の高い品質サービスのアップグレードを顧客サービス理念を守っており、製品のエコ化、顧客中心化、オーダーの集約化という三重の保証を通じて、顧客に効率的な供給、優先する迅速なサービス、簡素化と効率化のプロセスを提供している。

 

しかし、晋能科技は光起電力業界の数少ない国有企業として、長年、光起電力業界で深耕しているのが、実力と決心への試練だけでなく、更に重要なのは親会社である晋能グループのエネルギーモデル転換における模範と責任である。

 

晋能グループの新たなロゴ

 

「晋能グループは新たなロゴに変更した。メインイメージは昇る太陽の図であり、Eはenergyの頭文字、すなわちエネルギーである。」楊立友氏は、晋能科技の初心と未来像について話した時、晋能グループにとって、新たなロゴの採用は、晋能ホールディングスが世界に美しさと暖かさをもたらしたいという願いを表しており、伝統的なエネルギーが新エネルギー時代を受け入れていると特に言及した。

 

晋能科技の親会社である晋能ホールディングスグループは世界第三位、中国第二位の石炭企業である。山西省というエネルギー構造転換の重要な役割を担う省に立脚して、晋能科技は光起電力産業にフォーカスし、光起電力技術の難点を突破して光起電力産業の進歩を進め、次世代の光起電力製品の発展を推進することは、新時代の伝統的なエネルギー企業の使命と責任でもある。

 

長年にわたり光起電力業界で活躍してきた楊立友博士にとって、晋能科技のプラットフォームにおいて、彼は「エネルギー業界の転換を促進するために自分の力を貢献する」という新エネルギー理想主義者の夢を実現した。楊博士は、「業界にはより多くの理想主義者が必要である」と話した。