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JinergyのHJTモジュールがTUV NORDの認証を取得

*Jinergyが初のM6ウエハーHJTモジュールサプライヤーに

Jinneng Clean Energy Technology Ltd.(以下Jinergy)は、同社の超高効率のヘテロ接合(HJT)モジュールがTUV NORDの認証を取得したと正式に発表した。これによりJinergyは、M6(166ミリ)ウエハーHJT製品を市場に提供する最初の太陽光発電(PV)メーカーになる。

Taiyang Newsが発表したHJT技術に関する最近の調査リポート「Heterojunction Solar Technology 2020」によると、Jinergyは主要なHJTモジュールメーカーの中で最高のモジュール出力を提供している。

Jinergyは2017年にHJT生産ラインの商業運転を開始し、中国でHJTモジュールを商業化した最初のPVメーカーの1つだ。JinergyのHJTモジュールは、世界で最初の新しい国際電気標準会議(IEC)認証を取得し、DEWA、JPACにも登録されている。

JinergyのフェーズII・100MWのHJT生産ラインは、今年6月末に稼働を開始した。M6ウエハー、MBB(マルチバスバー)、ハーフカット技術を導入し、新世代HJTモジュールの両面出力は570Wに達する。Jinergy M6 HJTモジュールの最初のバッチは、中国北西部の青海省にある価格入札のソーラープロジェクトに出荷された。Jinergyの最新データによると、JinergyのHJTセル効率の平均は24%に達している。

JinergyのゼネラルマネジャーであるLiyou Yang博士は「当社のHJT製品がサードパーティーの認証機関によって承認されたことを光栄に思う。エネルギーの再構築とFiTの削減、より高い効率、より低い初期投資、より高い信頼性に立ち向かうことは、PV発電所の投資を評価するための基準として広く使われているLCOE(均等化発電コスト)を削減するための重要な要素となる。優れた温度係数、卓越した低照度性能、両面発電、非常に低い劣化を備えたHJTは、グリッドパリティーへの高効率技術を推進する鍵となるだろう。当社はまた、HJTとペロブスカイト、IBC(裏面電極)を組み合わせる可能性についても研究している。今後も最先端技術の研究開発に投資し、最先端かつ信頼性の高い製品で世界の再生可能エネルギー市場に貢献していく」と述べた。