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JinergyのHJTセルの効率が2020年末までに24.2%到達

中国に本拠を置く技術主導の太陽光発電(PV)メーカーである晋能清潔能源科技有限公司(Jinneng Clean Energy Technology Ltd.、以下Jinergy)のゼネラルマネジャーLiyou Yang博士は10月27日、Solar Media主催のPV CellTech 2020で「Progress on HJT Mass Production(HJT大量生産の進展)」と題して講演した。

グリッドパリティーの影響で太陽電池はコスト低下と効率向上に直面している。HJT(ヘテロ接合)技術は高効率、光誘起劣化(LID)なし、短時間プロセスにより最も有望な次世代セル技術の1つになった。中国では10GW近いHJTセル出力が徐々に建設されてきたと報告されている。HJT設備と材料の普及により、HJT技術大量生産に加わるPVメーカーがどんどん増えた。

Yang博士は講演で、JinergyがHJT技術大量生産を推進している大手企業の1社であることに言及した。JinergyのHJTセルの平均効率は23.95%を達成し、2020年末までに24.2%に達すると予想される。さらに、Jinergyの第2段階100MW HJTプロジェクトが今年6月末に運用開始された。M6ウエハー、MBB(マルチバスバー)、ハーフカット技術を利用して、新世代HJTモジュールの両面出力は570Wに到達できる。

Jinergyは中国でHJTモジュールを商品化した最初のPVメーカーの1社である。JinergyのHJTモジュールは世界で初めて新しい国際電気標準会議(IEC)認証を受け、DEWA、JPACにも登録されている。

Yang博士によると、JinergyはHJTをペロブスカイト、IBC(裏面電極)と組み合わせる可能性も研究している。「Jinergyは最先端技術の研究開発への投資と最も先進的で信頼できる商品で世界の再生可能エネルギー市場への貢献を続けるだろう」とYang博士は述べた。