JINERGYについて

1月16日、中国太陽光発電業界協会は、太陽光発電産業のトップランナー拠点及び廉価（低価格）プロジェクト遂行に関するセミナーを北京にて開催した。晋能科技の技術総監・李高非はこのセミナーに出席し「トップランナー拠点における高効率・超高効率モジュールの利用」をテーマとするスピーチをした。

2018年に太陽光発電産業の構造が初めて調整されたことによって、中国における太陽光発電市場は安定した成長期へと入った。それらを背景に、トップランナー計画は太陽光発電産業が新技術の開発を進めるにおいて核心的な計画となり、技術トップランナーに関する計画に伴ってモジュールに関する標準は厳しくなる。このトップランナー計画は太陽光発電産業の技術アップグレードをサポートしていて、企業における「技術革新」という観点からすると、これは絶え間なき外部からの駆動力に値する。

それに対し、市場の激しい競争に成功を収めるためには、必然的な「競争優位性の把握」をしなければならない。高効率多結晶シリコン太陽電池モジュール、高効率単結晶（PERC）太陽電池モジュール、超高効率ヘテロ接合（HJT）モジュールなど３つの製品を誇る晋能科技はトップランナー拠点に関わるプロジェクトに注目されるようになり、大同、芮城、新泰などにおける多くのトップランナープロジェクトに対し「高効率単結晶シリコン太陽電池モジュール」「高効率多結晶シリコン太陽電池モジュール」を提供したことが過去の実績にはある。

1月9日、中国国家能源局は『手当なしで、風力発電、太陽光発電の低価格なグリッド接続を積極的に促進する通知』という太陽光発電に関する戦略を公表しており、それは「グリッド接続」に関する方針を示す。この戦略は、太陽光発電産業の高効率な成長方針を促進するとともに、先端技術によって関連業者が産業のアップグレードも促進させることを明確化させている。

李高非は「トップランナー計画の実施は、公正な競争を行う機会を各企業に提供しており、PERCを始めとする高効率技術のアップグレードは、太陽光発電産業の高効率化・知能化の時代に入ることを大いに促進させる。『手当なし、風力発電、太陽光発電の低価格なグリッド接続を積極的に促進する通知』これらは「非技術コスト・プロジェクトの収益・産業化」これらに基づく取引や金融サポートなどから、低価格の太陽光発電によるグリッド接続や低価格なプロジェクトを全方位且つ多角度にサポートする。今後、2年の低価格なグリッド接続に関するプロジェクトは、ハイコストパフォーマンスを特徴付ける製品の利用を促し、且つ技術改善によって製品の効率を向上するとともに技術コストを削減させる、有意義なプロジェクトである」と語った。

HJTモジュールは、簡単なプロセス、光誘起劣化・電荷減衰の無発生、低温度係数などを特徴付ける。晋能科技は、HJT技術によって将来の太陽光発電産業の成長効率を25％向上できると見据えている。晋能科技製のHJTモジュールは、両面ヘテロ接合太陽電池を用いて弱光反応に優れるばかりではなく、超低の出力温度係数、超低の減衰、両面発電など多くのメリットを有しており、一般的なモジュールと比べると、総発電量が44％上がる。現在、晋能科技の超高効率ヘテロ接合太陽電池の最大量産効率は24.04%、60枚型両面モジュールの最大効率は370Wまでである。これによって、晋能科技製のヘテロ接合太陽電池モジュールのコスト削減は最初の成功を収めた。

李高非のスピーチが示す結論は、大幅なモジュールのパワーの向上と共に、低価格なグリッド接続と太陽光発電の1kWhあたりのコストの削減である。この背景となるのが「市場ニーズ、生産ラインの両立性、製品の信頼性によって、2019年にMBB、両面発電などから晋能科技のすべての製品のアップグレード」と「技術革新という戦略を持続的に実施し、信頼性のある品質、ハイコストパフォーマンスを特徴付ける製品を顧客やパートナーに提供」であり、促進をさせている。