ここ数日、山西一の太陽電池モジュールメーカーであるJINERGYは、去年9月に中電建大橋会社と協力して作った100MW「漁光互補(漁業・太陽光発電の相互補完)」1期プロジェクトが系統に接続し、稼動を開始してから、また華東院天長2期40MW「漁光互補」プロジェクトを落札したことを正式に発表しました。山西省のこの新エネルギー企業は再度、世界をリードする技術基準と業界トップの製品品質に基づき、業界の認可を勝ち取ったこともこれで示されています。
情報によると、天長2期太陽光発電プロジェクトは敷地面積が約970ムー(土地面積の単位、1ムーは6.667アール)で、約40MWの高効率多結晶モジュールを設置する計画で、2018年上期にすべて系統連系と発電を実現すると予測されています。このプロジェクトの稼働開始に伴い、年間平均発電量が4700万キロワット時を上回り、毎年に標準石炭を1.4万トン以上節約することに相当して、現地にグリーンエネルギーの新しい風を吹き込んでいます。そして、「水上で発電、水中で漁業・養殖」という新しい「漁光互補」パターンによって、土地の立体化による価値増加を実現し、現地漁業・養殖業の近代化に積極的に模範を示すこともできます。
中国電建グループ中電建大橋新エネルギー有限責任会社の社長、馬倫氏は、「JINERGYとは長期的且つ戦略的な協力関係で、天長1期「漁光互補」プロジェクトにJINERGYの高効率モジュールを使いました。今までの発電データから見ると、JINERGYのモジュールは転換効率が高くて、品質が安定して信頼できて、アフターサービスも良いから、我々株主側の発電所プロジェクトへの投資の回収を確実に保障し、その後、「漁光互補」プロジェクトにおける高効率モジュールの利用に関する双方間の検討のために、しっかりとした基礎を築いてくれました。」と語りました。
JINERGYの社長、楊立友博士は、「華東院天長百MW「漁光互補」プロジェクトで、JINERGYは1期で100MWの太陽光発電モジュールを落札しました。2期にまた40MWの太陽光発電モジュールを落札することができて、我々もとても喜んでいます。会社の品質革新の理念が業界に認められたことを力強く証明してくれただけではなく、今後引き続き「漁光互補」など各種の太陽光発電+革新応用のプロジェクト開発に参加する原動力を与えてくれました。」と語りました。
天長1期「漁光互補(漁業・太陽光発電の相互補完)」プロジェクトの開発経験に基づき、JINERGYは今回、高い出力パワーと強い耐塩水噴霧性、防水レベルが高い高効率多結晶モジュールを選択しています。太陽光発電モジュールが高湿度環境においても、信頼性が高く安定した運転を保証すると同時に、太陽光発電と漁業の生態との融合により、利益を増加させる効果が上がります。
生産能力が世界トップ5%に昇った太陽光発電製造企業として、JINERGYは設立以来、「生産1世代、中間試験1世代、研究開発1世代」というだるま式発展戦略を厳しく守ってきました。現在、高効率多結晶、高効率単結晶PERC、高効率不均質構造(HJT)という3世代のトップクラス技術構成を既に実現しました。そのうち、280W多結晶モジュールと305W単結晶PERCモジュールは両方とも量産を実現して、将来、PERCモジュールの出力パワーが310Wクラスに上がる可能性があり、会社が革新により研究開発したHJT両面発電型モジュール(72枚)の出力パワーが400Wに達し、電池量産効率が22.5%を上回ると予測されています。太陽光発電固定価格買取時代への移行加速を力強くサポートしています。