12月16日、中国晋商(山西商人の略称)クラブが主催した「第9回晋商年会」は北京で開催され、各地から百数人の晋商が再度首都に集まりました。山西地元一の太陽光発電モジュールメーカーであるJINERGYの副社長、譙鍇氏は招きに応じて出席し、JINERGYがどのようにグリーンなモデルチェンジを求め、エネルギー発展の新しい道をどのように歩み出すかなどの議題について、出席者と一緒に深く検討を進めました。譙鍇氏も、太陽光発電産業および山西省のエネルギーモデルチェンジへの自分の多大な貢献に基づき、2017年度新晋商優秀人物トップ10」を受賞しました。
今回の晋商年会は「融」をテーマにして、「晋商の生態に融合する」ために、世界中の晋商代表者を集め、経済のグリーンなモデルチェンジ・共有の道を手を組んで構築し、晋商のブランドと晋商文化を新しい時代、新しいチャレンジにおいて、新たなチャンスを共同で迎えさせようとしています。これをきっかけに、我が国の重要なエネルギー基地と石炭大省である山西も、積極的に新エネルギーへモデルチェンジして、山西省の企業も当然、エネルギー改革を促す重要な役割を担っています。ここ数年、力強く成長しつつある太陽光発電は、エネルギー改革の最適なソリューションの一つになりました。
2017年から、国家政策と市場ニーズのダブル効果により、我が国の太陽光発電産業も急速な発展を実現し、全国の太陽光発電設備容量が1.20億Kwまで高まり、これも我が国のエネルギー供給側の改革を新時代へと導いています。実は、市場の設備容量が予想以上になる主要な原因の一つは、全産業チェーンの急速なコストダウンです。
譙鍇氏はこれを大いに認めています。「産業の需要が絶えず拡大する中、技術の進歩を極めて大きく推進し、コストが持続的に低下するよう導き、産業の正のフィードバックを形成しています。2017年、我々も「生産1世代、中間試験1世代、研究開発1世代」という中核的戦略を厳しく守り、高効率多結晶、PERC高効率単結晶、超高効率不均質構造という3世代技術構成を実現することにより、技術とコスト競争力が世界トップ5%に昇った電池、モジュールの生産能力を備える製造企業になりました。そして、自主的に研究開発した高効率製品も世界中に広げ、国内外の市場から高い評価を受けました。」と彼が語りました。
現在、JINERGYはすでに、高効率多結晶、PERC高効率単結晶、超高効率不均質構造という3世代のトップクラス技術構成を実現しました。そのうち、280W多結晶モジュールと305W単結晶PERCモジュールは両方とも量産を実現して、将来にPERCモジュールの出力が310Wクラスになる見込みがあり、革新により研究開発したHJT両面発電型モジュール(72枚)の出力が400Wに達して、電池量産効率が22.5%を上回ると予測されています。
それ以外に、山西のエネルギー改革の先頭に立つJINERGYは、海外のチャンスを掴んで、相前後してパキスタン、オーストラリア発電所プロジェクトに次々と高効率モジュールを納めました。それとともに、この会社が革新により研究開発した高効率モジュールが、「山西ブランド・シルクロード旅」に度々登場し、海外の取引先からも好評を勝ち取り、山西と「一帯一路」沿線国との、新エネルギー分野における協力の強化のために、しっかりとした基礎を築きました。
世界中のエネルギー業界の発展動向を読み取り、JINERGYを代表とする晋商は中国に目を向けながら世界を抱擁し、産業発展の重要なチャンスをしっかりと捉え、エネルギー構成の最適化を加速し、業界と手を組んで、グリーンでスマートなエネルギー時代の到来を迎えています。