2017年8月24日~8月26日、上海において革新をテーマとするAsiaSolar・第12回アジア太陽光発電革新技術・製品展示会並びに連携フォーラムが盛大に開催された。今回のフォーラムによって、産業協会、メーカー、投資金融機構などは、発電所の整備に関わる持続成長可能な生態産業チェーンを作り上げ、分布式太陽光発電市場の成長を積極的に促進するなどの重要なテーマをめぐり、産業の革新・成長・提携などを共同に検討した。山西における最大手の太陽光発電モジュールメーカーとして、晋能清潔能源科技有限公司(以下は「ジンネルギー」という)の技術開発監督・李高非氏は招待に応じて、今回のハイエンドフォーラムに出席しており、太陽光発電産業の技術革新・成長に対し、よい提案を出した。
ある機構の予測によって、国内外の太陽光発電市場のニーズが高い、技術転換が加速化され、さらに、コストをさらに大幅に削減することができ、中国における太陽光発電産業の長期的な成長が見られる。特にコスト削減について、太陽光発電産業の製造コストの持続的な削減や転換効率の向上によって、2017年~2018年、予定より早くユーザーを対象とする太陽光発電公定価格買取を実現し、2020年、発電側の太陽光発電公定価格買取を実現すると見込む。
「太陽光発電技術の革新・成長」をテーマとする高級会談で、李高非氏は「いつまでも1キロワット時の電力を作る発電コストの削減を促進することによって、太陽光発電公定価格買取を実現することは、産業の持続的可能な成長の重要なキーワードである。この目標の実現を促進するため、高効率・超高効率な製品の量産化利用は大変重要である。現在、多結晶シリコン型太陽電池のシェアは一番高い、だが、N型単結晶太陽電池のシェアが高くなり、HJT、IBCなどの超高効率型製品の潜在的な革新性や技術力が最も高い。」と語った。
現在、ジンネルギーの280Wクラスの高効率型多結晶太陽電池が耐規模に生産され、PERC技術による 60セル・高効率単結晶モジュール(295Wクラスや300Wクラス)の量産を実現しており、当該製品の出力が310Wとアップされると見込む。一方、世界の先端技術をリードするメーカーとして、今年、ジンネルギーは超高効率HJT技術を開発済み、それが本格に活用されるようになる。
発電効率について、ジンネルギーの両面電池技術(HJT)を活用する太陽電池の量産効率は22.3%となり、最大の量産効率は23%となり、72セル・両面HJTモジュールの量産について、最大出力は395Wとなる。HJTモジュールの両面発電性能に優れ、さらに、減衰性が非常に低いし、弱光の対応性がもっと高い、多いメリットによって、発電量を20%以上向上するとともに、今後3年、太陽光発電のコストを0.4米ドル/ワットまで削減し、それに基づき、2020年まで太陽光発電公定価格買取の実現を促進させる。
一方、太陽光発電産業の成長を促進させ、太陽光発電産業チェーンに対する影響力が強いし、業界のリーダーとしてのジンネルギーの社長・楊立友博士は「2017年度・アジア太陽光発電産業の革新人物賞」を受賞した。