7月5日、山西省政府は、「山西ブランド・シルクロード旅」という活動をカザフスタンの首都・アスタナに行った。再生可能エネルギー産業の事業に専念する立派な山西系企業の代表者として、今回、晋能清潔能源科技有限公司(以下「ジンネルギー」という)は285Wの高効率多結晶太陽電池モジュールを公開し、それが大変注目され、去年のインド旅に次いで、ジンネルギーは再び「一帯一路」という旅に出ており、高効率性や信頼性を特徴付ける太陽光発電技術により、再生可能エネルギー転換の時代の山西商人の精神を表す。
山西省商務庁長官・孫躍進氏は「山西の開放性が低い、それは成長の欠陥であり、将来、持続的な開放が求められる。開放のため、まず海外市場を開拓しなければならない、我々は一帯一路という戦略をしっかりと貫き、さらに、関連状況によって事業を展開し、山西ブランド・シルクロード旅という活動によって、海外市場をさらに開拓し、開放性を特徴付ける新しい成長空間を創出させる。」と語った。
「一帯一路」という戦略に基づき、山西における最大手太陽電池モジュールメーカー・ジンネルギーは率先にチャンスをつかみ、さらに、強い技術開発能力やグローバルな事業計画によって、モジュールなどの製品をインド、パキスタン、メキシコ、ブラジルなどの国に輸出し、ジンネルギーは積極的に「一帯一路」という戦略を貫く場合、カザフスタンは重要な市場になる可能性がある。
ジンネルギーの総経理・楊立友博士は「カザフスタンはエネルギー大国と最大内陸国として、現在、エネルギー構成について、石炭や石油や天然ガスの構成比が高い、だが、カザフスタンにおいて、風力エネルギー、太陽エネルギー、水力発電などの分野の資源が豊かであり、クリーンエネルギー事業成長のメリットが大きい。中国の伝統的な産炭地である山西省は、石炭を唯一的なエネルギー源とする難題の解決に取り組んでおり、さらに、再生可能エネルギーの構成比の大幅な向上を目指す。従って、山西とカザフスタンは積極的な交流や提携によって、優位性を相互に補い合うウィン・ウィンを実現し、エネルギー構造の転換や最適化を共同に促進させる。」と言った。
2017年アスタナ国際博覧会のテーマは「将来のエネルギー」であり、エネルギー管理、エネルギー利用の持続可能な成長、再生可能エネルギーの開発・利用などのテーマは国際社会の注目を浴びる。石油・天然ガスなどの資源に対する依存度を減らすため、カザフスタンの大統領・ヌルスルタン・アビシュリ・ナザルバエフ氏は、2020年末時点、カザフスタンは、再生可能エネルギープロジェクト50件以上を整備したり、利用したりし、発電量は2,000メガワットとなる。2050年時点、カザフスタンにおけるエネルギー構造では、再生可能エネルギーの構成比は約50%となるという計画を出した。
現在、グリーン成長に基づく「一帯一路」の進展にとって、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギープロジェクトは大変重要である。楊立友氏は、「ここ数年、当社はいつまでも最先端技術の開発や量産化に関する利用に基づき、高効率多結晶太陽電池、単結晶PERCセル、超高効率ヘテロ接合型太陽光電池などの生産について、重大な突破を遂げた。今回、カザフスタンに公開された高効率多結晶太陽電池のPID制御に優れ、さらに、「ランナー」標準を超える高効率多結晶太陽電池、単結晶PERCモジュールの大規模な量産を実現した。将来、当社は、先鋭的な太陽光発電技術をカザフスタンに導入したい、さらに、「山西ブランド・シルクロード旅」というプラットフォームによって、中央アジア乃至シルクロードの沿線国に対し、山西系企業が再生可能エネルギーを転換する決心を示す。一方、今回、ジンネルギーはカザフスタンにおける国際博覧会への参与によって、今後、再生可能エネルギー分野においてもエネルギー企業をはじめとする中国系企業は、カザフスタンの政府や企業との提携に対し、堅い基礎が築かれた。」と語った。