ここ数年、山西大同は太陽光発電による貧困脱出の戦いを続けている。第1陣の村貧困扶助プロジェクトは今年7月から次々と電力系統へ連結、発電し、遠隔貧困地区の村民たちに25年継続できる安定した収益を作り上げてきた。その中、山西地元一の太陽電池モジュールメーカーの晋能清潔能源科技有限公司(以下「晋能科技」という)が建設に参加した天鎮県41MW太陽光発電貧困扶助プロジェクトは高品質で高効率の太陽電池モジュールにより、現地の貧困家庭を貧困から脱出させお金を稼がせることをサポートした。
計画に従い太陽光発電貧困扶助プロジェクトを着実に促進し、今年に山西1000個以上の登録済み貧困村、7万の登録済み貧困家庭に恵みをもたらすために、山西省政府弁公庁は今年7月に、『太陽光発電貧困扶助の展開に関する指導意見』を発表した。当該意見から、2016―2020年に、光照射条件の良い35国家貧困扶助開発重点県を重点にして、貧困村の空閑地を利用した村レベル発電所、農家住宅の屋根を利用した家庭用発電所、荒れた山や傾斜地を利用した集中化企業地上発電所、養殖園区とビニールハウスなどによる農業・太陽光の相互補完発電所などの多種類の形で、登録済み労働能力喪失貧困家庭に毎年、1家庭ごとに3000元の収益増加を保障するとともに、村全体の経済収入を増やすことが示されている。
山西第1陣の太陽光発電貧困扶助プロジェクトの実験県として、天鎮県41MW太陽光発電貧困扶助プロジェクトは今年の重点プロジェクトになった。このプロジェクトに対する投資総額が3.79億元で、晋能科技からは合計41MWの高効率太陽電池モジュールを提供し、その内、1MWは分散型村レベル発電所の建設に用いられ、40MWは谷前堡鎮榆林口の集中型地上発電所の建設に用いられる。集中型地上発電所が運営開始した後に、年間平均発電量が5600万度に達することができて、49万トンの標準石炭を燃やすことに相当し、二酸化炭素排出量を128万トン削減すると予想されている。
晋能科技の紹介によると、第1陣で太陽光発電先駆者認証を得た企業として、会社は太陽光発電貧困扶助プロジェクト用のモジュールの品質と効率を重視している。そのため、今回のプロジェクトに用いられるモジュールは4グリッド線の設計と二次印刷技術の利用により、優れた耐PID性を備えて、すばらしい低照度性能も電力生産量を増やすことができるため、発電効率を高めることができる。それに、天鎮県は夏が短く冬が長いため、今回使用したJNMP60-265モジュールは2400Paまでの風圧と5400Paまでの雪に耐えることができて、現地の極悪な気候条件に十分対応できる。モジュールの品質を保証すると同時に、プロジェクトの長期的で持続可能な収益を保証し、「輸血型貧困扶助」から「創血型精確貧困扶助」への転換の実現に重要な意味がある。
楊立友社長は、「今年、晋能科技は高効率太陽電池モジュールを利用して、呂梁、大同その他の地域で現地政府と深く協力し、現地の貧困扶助に積極的に身を投じ続けていきます。革新を通じて独特なパターンを探しだして、太陽光発電を社会的需要と結び合い、太陽光発電の価値を体現する上で、山西省貧困扶助分野の牽引役になるよう努力していきたいと考えております。」と語った。