石炭の生産能力過剰解消(去産能)、供給側改革を背景に、山西の石炭企業は斬新なイメージで資本市場へ積極的に進出している。先月に山西の7石炭企業が一緒に北京へロードショーを行ったことに続いて、海通証券、広発証券を代表とする国内の57金融債券機構が、8月16日に再度晋能グループで集まり、当該グループの傘下にあるクリーンエネルギー会社の100億元の債券発行について発行前の準備を行った。
現在、石炭電力産業のモデル転換・アップグレードする大切な時期において、「石炭・電気一体化」と「クリーンエネルギー規模化」を強力に発展する晋能グループの投資価値が徐々に現れ、投融資機構から極めて大きな支持を獲得した。先日、晋能グループが発行し、中国工商銀行が引受する晋能グループの15億元の超短期債券は3.87%の利率で発行され、現在既に売り切れになった。今後、晋能グループは企業の実情によって続々と債券を発行し、企業発展のための需要を満たすよう保証していく。
それ以外に、山西省金融弁公室、山西省石炭工業庁、山西省国資委が催した「頭取、マネージャー100名石炭企業立ち入り」調査研究活動の代表百数名が、8月18日午後に晋能科技の呂梁文水にある太陽電池モジュール生産基地を現地調査し、「クリーンエネルギー規模化」を近いところで感受した。その期間において、晋能科技の社長、楊立友博士は次のように紹介した。「「生産1世代、中間試験1世代、研究開発1世代」という発展戦略を厳しく守る上、会社は高効率多結晶モジュール、高効率背面不動態化単結晶モジュールと超高効率不均質構造モジュールという3つの先端技術製品を研究開発することに成功しました。その中、270W高効率多結晶製品の生産能力は来年に90%まで達する見込みで、高効率製品供給不足の現状を大いに緩和させることができると思います。」
現在、山西最大の発電企業、最大の電力供給企業及び最大のクリーンエネルギー企業として、晋能グループの傘下にあるクリーンエネルギーブロックは速やかにそびえ立って、設備容量は167万キロワットまで達して、22倍成長した。2014年9月に竣工・生産開始以来、晋能科技の一般プロセスを利用した量産多結晶セルの平均効率は絶えず向上し、現在すでに18.7%を上回るようになった。2016年2月に工事が始まった晋中2GW不均質構造太陽電池モジュール生産基地で製造されるセルの転換効率はもうすぐ世界トップレベルの22.5%まで達する。
晋能グループの共産党委員会書記、王啓瑞代表取締役は、「今後2年、グループは300万キロワットのクリーンエネルギー設備容量を有して、山西のクリーンエネルギー発展の先駆者になります。」と語った。