2017年に入り、高効率、信頼性を主導的価値とする太陽光発電技術は多様化、先端化傾向を示し、その側面から、製品の高効率性は産業が継続的且つ健康的に発展し、キロワット時あたりコストの低下を促進する元であることをPV業界従業者が更に認識できたことを示している。
近頃開催された第1回中国太陽光発電先駆者革新年会で、晋能清潔能源科技有限公司(以下「晋能科技」という)の社長、楊立友博士は、「今後、発展前景が良くて、転換効率が更に高い発電技術は更に多く産業応用されます。そのうちもちろん、多結晶モジュールの生産に用いることができるブラックシリコン技術も含まれます。」と予測した。
世界トップ5%の先進的な生産能力を有する太陽電池メーカーとして、晋能科技はブラックシリコン高効率多結晶モジュールの量産において重要な進展を遂げ、275W/330Wブラックシリコン高効率多結晶モジュールの産出比が50%まで達成し、業界平均レベルを遥かに超えている。楊立友氏は「今年上半期、会社の275W/330Wブラックシリコン高効率多結晶モジュールの産出比が80%を突破する予定で、下半期に280W/335Wブラックシリコン高効率多結晶モジュールの大ロット生産を実現する予定です。」と語った。
楊立友氏から見ると、優秀な技術チームが研究開発に専念することと、精鋭管理チームの高効率コントロール以外に、短期間でブラックシリコン高効率多結晶技術の量産を実現できることは、「太陽光発電先駆者」計画の産業最先端技術に対する触媒作用が大きいことも原因になる。「高効率技術の量産実現に向かって努力する過程においては、現行の先駆者計画が技術の成熟化をある程度促進しています。中間試験から量産までの育成段階にある技術にとっては、先駆者プロジェクトを手本にすることで、当該技術が敷居を跨ぐために大いにサポートし、技術力でキロワット時あたりコストの低下を促進することを本当に実現していきます。」